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ドラマ「若者たち2014」第8話「心折れて」あらすじと感想 [若者たち2014 見どころ]

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今回もドラマ「若者たち2014」第8話「心折れて」のあらすじと感想を
そして「若者たち2014」第9話「人の為に」ネタバレ・あらすじの予告動画をお送りします。

場面は、ようやく容態が安定したことに安堵し、現在の仕事と以前の道路工事の仕事ではやりがいが違うと、保育器の中の娘:あかりに仕事の愚痴をこぼす旭(妻夫木聡)の姿がありました。
※梓(蒼井優)もシッカリ者のお母さんの片鱗が見え始めてきましたね。



一方、劇団に来た香澄(橋本愛)は、劇団員の間で、自分の写真がネット上に流れていることを知らされ驚きます。

そして、陽(柄本佑)にも問いただされ、以前に旦とホテルに入った時に撮ったものだと告白します。
※自分から旦(野村周平)をだまそうと仕掛けた工作が裏目になってしまった感があります。


佐藤家に帰った陽から、事の重大さを知らされて旦は動揺しますがどうして良いのかわかりません。
※旦に限らず、一時の感情に流されて取ってしまった行動でも責任は伴う事は現実社会でも同じことだと思います。



この件は、香澄の学校でも噂となり居場所をなくしていきます。
※軽はずみな行動が、重大な結果を引き起こすというシチュエーションは、決してドラマだけのことでは無いですね。



一方、多香子(長澤まさみ)に一通のメールが届きます。


文面は「あのことで話そう:土居正登」と・・・・・

※こっちはこっちで…もう
どうやら昔関係のあった音楽プロデューサーからのメールらしいが…


旦の行動は、旭の耳にも入り、すっ飛んで家に帰って来た旭は、2階の旦のところへ行こうとします。
※瞬間湯沸かし器だもんね旭は。

それを引き留め、ひかり(満島ひかり)がみんなでどうするか話し合おうと提案します。

旦が、暁の逮捕が原因でいじめに合い、高校に行かなくなったのを、無理やり学校に連れていこうとしたら手首を切った為、旭が学校に行かなくても良いと言って高校中退になったいきさつを語ります。

当然、暁(瑛太)は逮捕され刑務所にいたため、このいきさつをしりませんでした。

陽は自分が彼女を取った自分のせいだと、自分を責めます。



押し入れにこもった旦に旭は、「謝りたい気持ちはあるんだろ?」と旦を説得し、二人で香澄の家に謝罪に行きますが、父親(鶴見辰吾)から「どう責任を取るつもりなのか?」「何しにここに来た?」と言われ言葉に詰まります。

ついに、「死んで償う!」と旦は香澄の家から飛び出して行きます。



翌日も保育器の娘:あかりに会いに来た旭は、新城(吉岡秀隆)からもひかりと別れたと聞かされます。

旭が旦のことを相談すると、「お前が旦の代わり答えを出すことはできない。」と言われます。



一方、暁は多香子から、香澄と「同じようなことが友達にあった。」

そして、そんなことをするのは許せない気持ちだと聞かされます。



陽は旦に香澄にどうしたら償えるか考えようと言葉をかけますが、「もとはと言えば、兄貴(陽)が俺から彼女を奪った」ことが原因で、許せないと激白します。

そして、香澄に償うには「死ねばいいんだろう」と旦は言い残し家を飛び出してしまいます。

そして旭宛には「ごめんなさい さようなら」:旦

とメールを残して・・・・・



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兄弟たちは、手分けして心当たりを探しに行き、旦の通っていた小学校へ行きます。

兄弟は、真っ暗な校舎の中をビビりながら旦を探します。

※この場面だけ観れば、一見怪談話か?と思える場面展開です。



暁は3年2組に集合をかけます。

暁自身もこの教室で学んだことがあり、使っていた机に掘った文字をみんなに見せます。
※「ユメは金持ち」暁らしいちゃ暁らしい。

そんなことで呼んだのか?と思わせますが、実はこの教室内に旦が居るのを知った上で、小学生時代の旦の話を始めます。

クラスで父兄会に、一人だけ兄弟が来たのが嫌だったのに、自分の出産のせいで母親が死んだ負い目を持っていて、そのことが言えなかった話や、旦の笑顔は兄弟みんなを幸せにしてくれるなどと、それらを旦に聞こえるように話します。
※暁は、ガサツなようで繊細な感受性の持ち主で一貫している。

「だから死のうなんて考えるなよ。」

「兄弟みんなで、お前の痛みを分かち合うことはできる」と…



出てきた旦は、どうしても自分の気持ちを伝えたいと、一人で謝りに行く決心をします。

しかし、香澄は合ってくれようとしません。

それでも謝りたいと、家の前に座り込む旦に突然の雨が降り出します。



心配になり旭も後を追ってきますが、香澄の家の前で雨に打たれる旦を見守ります。

雨がやんで、そこへ香澄が現れます。

香澄を苦しめてしまったことを、「死んで楽になりたかったが、生きて償いたい」と詫びるだったが、

「いいよ、わたしも悪かったし…これで終わりにしよう、全部」そう言って家に戻って行きました。


香澄の父は「できる限りのことはする。俺が守るから!」と娘に声をかけました。

※鶴見辰吾怖い人の役じゃなかった!
すごく、理性的・合理的な、それでいて娘への愛情を秘めた父親の姿を演じていましたね。恰好良いと思いました。


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香澄の家から帰る旦と旭の二人を、再び強く降り出した雨が濡らします。

突然旭の腕を強く掴み、「まだ何も解決なんてしちゃいない」と旦が吐き捨てるように……


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一方、多香子は最近メールが気になる様子。

そして、「おれ、幸せになってもいいのかな?」と暁が…(次回9話に続く)
※暁と多香子に恋の予感と同時に、暗い影を落とす過去の…



予告動画【公式】『若者たち2014』第9話「人の為に」・みどころ
フジテレビ番組動画


とんでもない事件を起こしてしまった末っ子の旦にどう接するのかとハラハラしていましたが、こんな時ほど佐藤家の結束は固いようです。

5人兄弟というのも珍しいのですが、この5人それぞれの個性はぶつかり合うだけでなく、ここぞの時には強い絆で結ばれていることが判ります。

最近は血の繋がりのある兄弟でさえ人間関係が希薄になってしまって、なんとも悲しい時代を感じます。

しかし、「一緒に過ごした時間」は兄弟・家族にとって何にも替えがたいものではないでしょうか?

兄弟が居て、家族が居るということは喜びだけでなく、悲しみも分かち合える存在であるはず。

だからこそ、こうした兄弟たちの濃密な人間関係に憧憬を憶えるのでしょうか?
もっとも、「うざい」「くさい」と言って毛嫌いする人もいるのも確かなのですが…



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