「若者たち2014」第9話ネタバレ・あらすじ「人の為に」は多香子（長澤まさみ）と暁（瑛太）が…

前回「若者たち2014」第8話では、多香子（長澤まさみ）に一通のメールが届きましたね。

第9話はそのことがメインになりそうです。



文面は「あのことで話そう：土居正登」と･････

どうやら昔関係のあった音楽プロデューサーからのメールらしいですね。

しかし、メールが届いてから多香子の様子がどうも変です。



「消せない過去に怯える日々」

暁（瑛太）は、最近、多香子（長澤まさみ）が携帯メールを受け取る度に顔を曇らせていることが気にかかります。

そんな折、暁が自宅に戻ると顔を腫らした旭（妻夫木聡）が、梓（蒼井優）に手当てをしてもらっています。



警備の仕事中、手を出してきた客と殴り合いになったのだそうです。

梓は、父親の自覚を持つように、と旭を叱りつけます。



別の日、旭と梓は新城（吉岡秀隆）から子供のあかりの容態の説明を受けます。

深刻な状況ではないが、気道が炎症を起こしていると言われ、「思い描いていた子育てとは違う…」と梓は不安が晴れません。

そんなふたりを見て、ひかり（満島ひかり）は。



一方、暁と多香子が農作業を終えた頃、多香子の携帯に「土居正登」という人物から着信があります。

暁は、電話に出ずおびえる多香子に、メールの送り主と同じか、と尋ねます。



多香子は、土居（鈴木一真）は名前の知れた音楽プロデューサーで、過去に接点があったのだ、と答えます。



同じ頃、自宅で台本の直しをしていた陽（柄本佑）は、旦（野村周平）に書き直したせりふの感想を聞いています。

旦は、自分のせいで香澄（橋本愛）が劇団を辞めざるを得なくなったことを謝ります。



その頃、旭は夕食の支度をしていた梓に買い物を頼まれ家を出て、その旭に付き合った暁が、コンビニの雑誌コーナーで土居が特集された雑誌を見つけます。

買い物を終えたふたりが自宅に戻ると、ひかり、陽、旦、梓の４人が食事を始めていましたが、多香子が不在です。

それに気づいた暁が聞くと、電話をしに外へ出て行ったと聞き、暁は嫌な予感がします…



第9話では、なぜ多香子が実家に戻って来て、農業を継ごうと思ったのか、その理由が描かれるでしょう。

東京では”過去に”なにかしら失敗があったみたいです。

きっと、そのあたりがメインに描かれていくのじゃないかと思います。

多香子は、いい加減に見えて実は正義漢で素直な暁（瑛太）と一緒にいると、自分の素直な部分を取り戻せている様に見えます。



「あさ兄…
俺しあわせに、なっていいのかな」



暁も多香子の過去をも含めたすべてを受け止め、優しく包んでやるのではないでしょうか。

このドラマを通して観ている方はお分かりだと思いますが、暁は真っ直ぐな性格で、相手の内面（こころ）をちゃんと感じとれる感性と優しさの持ち主です。

多香子（長澤まさみ）と暁（瑛太）の二人がハッピーエンドになれるかは微妙ですが、その道が辛くても、きっと明日に向かって歩んで行くことでしょう。



一方で、少し心配なのは、梓から父親としての自覚が足りないとくぎを刺された旭（妻夫木聡）です。

すぐに熱くなる性格が災いして、また何か失敗をやらかしそうな気配も感じます。

それに、生まれたばかりの子供：あかりの状態もまだ不安が残ります。

そして、旦（野村周平）の問題はまだ解決してはいません。



香澄（橋本愛）や陽（柄本佑）と、いや自分自身とどう向き合って行くのかが課題です。



それでも「大切な人が出来た時人は強くなる」と今回は教えてくれます。



じきに最終回はやって来ますが、今の若者や家族が抱える普遍的なテーマは、この後も続きます。

「果てしなく遠い」とあきらめるのか、希望を持って一歩一歩進んでゆくのかは私達ひとりひとりに委ねられています。

最終回は、曖昧な形で終わるかもしれませんが、それでもきっと私達に明るい未来が来ることを信じさせてくれるものと信じます。



たかがドラマ、されどドラマ…

ドラマって小説を読むのと同じに、自分が経験していないことをいろいろと教えてくれます。

もっとも、受け手の感じ方によるところが大きいのですが…

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タグ：あらすじ 9話 若者たち